こんな会社は、い・ら・な・い!(ホテルバイトでの注意事項!)

配膳バイトの基礎知識(無責任・隠蔽体質、ピノキオ達の行動学)

現代の奴隷制度!

 世の中にはあまり知られていないが、ホテルの宴会は時季により必要人数の増減があり、これに対応すべく日々紹介というかたちで配膳人を斡旋する有料職業紹介所なるものが存在する。ホテル業界では当たり前のことである。

 ただ、非正規の日々紹介といえど十年、二十年と同一のホテルに紹介され生活をしている配膳人は少なくない。

 ここで問題になるのは、有料職業紹介所の対応である。「求人者には、そのご希望に適合する求職者の紹介に努めます」と建前では掲げているが、有料職業紹介所の機嫌を損ねると日々紹介であるがため仕事を紹介しなくなる。それは言い換えれば生活不安を利用し配膳人を意のままにコントロールすることができることを意味する。暴行を受けても、嫌がらせされても、罵倒されても、セクハラされても配膳人は生活不安をちらつかされ服従し公になることはまずない隠蔽されるのである。加えて、労働基準法違反にさえ声をあげることができない。

 また、日々紹介の配膳人たち(以下デイリー)は日々紹介の配膳人から常備または専任として一定の雇用を保障された雇用契約を結ぶ常備配膳人たち(以下、リーダー)の指揮命令下で仕事を行っている。いわゆる宴会を仕切る配膳人が存在するのである。ここでも、デイリーたちはリーダーの機嫌を損ねると宴会を終わるのを待たずに帰されたり、暴行を受けたり、常識では考えられないような理不尽なことをされることがある。建前としてはサービスの能力に問題があるとして「あいつを入れるな!」と有料職業紹介所を介して生活不安を利用し配膳人のコントロールができることになる。

 なぜ、リーダーたちが有料職業紹介所にそんな権限をもつのか?不思議に思うかもしれない。実はホテルの中にある有料職業紹介所の出張所(以下、配膳会)からデイリーを手配する社員は、現場を知るリーダから社員登用されているからである。ようは、先輩後輩の仲間である。

 もう、察しの良い人はここで気づくだろう。ずる賢い人間がこの制度を悪用すると、奴隷制度が出来上がる・・・その証拠にデイリーを発注することを「〇人、買う!」という言葉を躊躇うことなく当たり前のように使っている。

 それを知らず奴隷契約書にサインをしてしまうのである。

 仕事を手伝って欲しいので、「あなたの奥さん、娘さんを二人買いました。」

言われた気分はどうですか?

               ーつづくー

 

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