こんな会社は、い・ら・な・い!(ホテルバイトでの注意事項!)

配膳バイトの基礎知識(無責任・隠蔽体質、ピノキオ達の行動学)

日々紹介の配膳人の社会保険および年次有給休暇について(その1)

 大先輩F氏がホテルに交渉して、そろそろデイリーも有給休暇をもらわないかと声をかけられ何も迷うことはなく一つ返事で同意した。まず大先輩が会社に交渉し私は配膳会に有給休暇の権利が発生しているはずだと主張した。

 そして会社からの回答を待っていたそんな矢先に、第一ホテル東京で常用状態だった配膳人の社会保険未加入が発覚しニュースになった。ここもご多分に漏れず未加入であった。公になるのを恐れたホテルはすぐさま社会保険が適用される配膳人に対して説明会を開くこととなった。

 説明会に備え、いくつかの労働基準局に労働の実態を説明し有給休暇について相談をした。いくつかの労働基準局に相談したのは労働基準局ごとに見解の違いがないことを確認したかったからだ。当然のごとく見解の一致を見たのは言うまでもない。そしてもう一つホテルに逃げ道がないことを確認することができた。

 説明会当日、ホテル側は労務部部長H氏、U氏(当時の役職不明)K氏(当時の役職不明)が説明にあたった。私と先輩T氏が前列に座り説明を聴いた。後々の言った言わないの水掛け論を避けるため、テープレコーダーでやりとりを録音した。

 まず、申し訳ないという言葉もなく上から目線でいきなり加入云々の話が始まった。説明は出勤日数が年200日(社会保険制度参照)を超える配膳人を社会保険に加入させる。抱き合わせで社会保険加入者に対して有給休暇を付与すると説明された。ここで詳しくは書かないが本来、社会保険加入条件と有給休暇付与条件は全く違う基準であることを強調しておく。

 説明が終わり一つ質問をしてみた。いわゆる社会保険「加入逃れ」がなぜ?おこなわれていたのか?・・・労務曰く、デイリーは流動的で常用的に働いていることを把握できなかったと・・・この答えに対して反証してみる。

  1. 常備配膳人は日々紹介の配膳人から選ばれる。経験の浅い不慣れな配膳人からわざわざ選ぶわけがないし、選べるわけがない。
  2. 宴会支配人は、名前を呼べるほど常用的に働いていることを知っている。支配人から実態を把握できるはずである。
  3. H12年にホテルに配膳人を供給していた有料職業紹介所を3社から同グループの1社だけにし、他の2社の常用状態の配膳人らに宴会支配人S氏より移籍について説明がなされた。(のちに移籍に対して裁判になる)

その場しのぎの情けない言い訳に呆れて果て、問いただすことはしなかった。

 しかし、この後・・・思いもよらぬ・・・!

                 -つづくー

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